受験僧 | 逸脱と研鑽の公案

受験僧

まったくもって久しぶりのログ。

昨年から今にかけて、受験僧として過ごしています。

仕事と坊主の修行のボリュームをだいぶ下げて、
MBAに向けた受験活動をしております。

どこかで書いているかもしれないが、かれこれ5年くらい「行こうかな」と思ってきたところ、
会社の思惑も、私のキャリアビジョンもしたいことも、
ピタッと照準が合い始めてこの境遇に居る訳です。



とはいえ、
周りに受験生がわさわさ居て彼らと競争する日本の典型的な受験シーンかなり異なり、
海外MBA受験たるや、日本中で数百人ぐらいがポツッポツっと各々黙々とやっている
一人旅なもの。

受験活動そのものは下記に詳述するとして、
自分の気持ちや目線を上にもっていくためには情報収集も重要ゆえに
費やす時間の半分くらいはWEB8割/書籍2割くらいで様々な情報や言説を猟歩するもの。

ありがたいものや、ノイズぷんぷんだったり、玉石混淆甚だしく、
これらに関わるだけで澱がたまります。

で、ふと気づくとこれまでもっぱらRead Onlyな有り様で、
己からの発信をしていない。

経過を一連に語るのも、実際結果が出ないことには価値不明なノイズ化するので、
ひとまず、中休みとなった今において、簡単な現況報告をするくらいはよいかと思いました。

よって、備忘録のような現況メモ。



MBA受験は、AO入試のような側面と一般受験の側面、両方の掛け合わせです。

前者にあたるのが、
・職務経歴 -> ResumeやCurriculum Vitaeといった履歴資料
・エッセイ -> 小論文、あるいは自己評価、自分の説明書
・学歴   -> どこを卒業しているか、もさることながら、成績はどうだったか
・願書   -> 上記の要素を含んだプロフィールシート
・インタビュー -> 出願後に1次審査通過したら呼ばれる。電話面接や近所の卒業生面接など。

後者にあたるのが、
・Toefl -> 英語力テスト *MBAは基本英語授業のため書く/聴く/読む/話すの語学力は大事
・GMAT -> 経営大学院適性試験。 数学力と理解・批判力(@英語)のテスト。


評価は多様にあるように思いますが、
前者は必要条件、後者は十分条件と私は思います。

受験は志望する学校ごとに願書とその他書類作成することで行っていく訳ですが、
それぞれの学校の個性や方向性との合致/適性を前者で、
ハードな授業にそもそも着いてこれるかを後者で、見られると思います。



このへんの細かい説明は他に委せるとして、私は今どうなっているかを。

後者のテストは昨年何回か受け、
 TOEFL 104
GMAT 710
というスコアになっております。

TOEFLはどうも勉強する気も起きず、また、コンピューター相手にしゃべるのが変で、
まだ1回しか受けきっていません。
ハーバードの足切りが105に設定されていることからも、しょぼいです。
(現在、地味にスコアアップ作戦を実施中)

GMATも似たようなもので、
しかしこっちはMBA系専門試験ですから大事。
何も勉強せず580くらいだったのを、しばらーく数学編を勉強してみたら710くらいになりました。

Toeflは非英語圏受験者のみ必須ですが、
GMATはアメリカ人だろうが受験する上でみんな受けるもの。

710点は、Top 10%以上を示すスコアなので、非ネイティブとしてはどこでも出せるまで行ってるし、
いいかと思って放ってあります。



志望校を決めて、前者の制作をし出願することで、やっと受験となるわけですが、
こちらのほうはこれまでに、

MIP Milan
Stanford
MIT
UC Berkeley

というところに出しています。

このうち、MIP Milanは合格の結果連絡をもらいました。
拙僧のお仕事であるところのDesign関連に強いので受験。

しかしここは4月スタートで、あまりに無名なため会社が「うーん、どうよ」となり、
断ることに。

残りの学校は、すべて1月に提出したので、結果は3月以降。
とはいえ、面接に呼ばれなければ合格はしないので、3月であらかた分かるでしょう。



そうして、現在ひきつづき、

HEC Paris
IESE Barcelona
Yale
Columbia
Notre Dame

といったところを受けようとしています。

はー、大変だー。

*Notre Dameは、GMATの点数を知ってか「タダで受けさせてあげる。結果も1週間で出す。」 
 という大盤振る舞いなオファーがメールできたため、感涙のあまり出願の予定。



ということで、なにか動きがあったら、またUPします。