空を眺め 音楽を聴く | 逸脱と研鑽の公案

空を眺め 音楽を聴く

夏ですね。


相変わらず、あちらこちらへ旅をしつつ、

仕事は楽しく、眠りは浅く、お酒は多く、という、

勢いで暮らす日々を送っております。


自堕落、補陀洛。


さて、あまり居ついてはいないのですが、

会社の自分の席が、いろいろあって最近ひろくなり、窓に近づきました。


だから、首をめぐらせれば、東はお台場、南は品川あたりまでの、空を眺めることができます。



夏の青空


台風前のドラマチックにもほどがある、憂いと奥行きのある雲空、特に夕焼け時


雨がちの、全天垂れ込める灰色の雲霧


濃緑の少しだけ星が見える夜空


青白い朝焼けの空



仕事の合間、あまりやる気の出ないとき、

特に何を思うわけでもなく、飽きずよく眺めています。




そしてまた、無線LANをフロアに入れたので、

デスクPCなぞ埃をかぶりはじめ、

自前ノートPCで、音楽をかけながら、考え事をします。



そうすると自然に、


空を眺め、音楽を聴く、


という、優雅なれど無産な時間がたくさん生まれてきます。




時間とともに形を変える 雲、 色が変わる 空、

時間とともにうごめく リズム、 流れていく 旋律、


心が軽く、だんだん自分が落ち着いてくる、素敵な時間です。



今もこうして、止み始めた雨につられて、もやが徐々に晴れていく様を、

ガーシュウィンを聴きながら、ぼんやりと眺めています。



バリバリ働かなくても、仕事(場)で、充実した時間はあるようです。


ほんのすこし、給料泥棒。