ロンドン4日め | 逸脱と研鑽の公案

ロンドン4日め

ロンドン4日目。
日照時間のあまりの長さになかなか慣れず、
取材以外はなにぶん一人なので、普通の会話をする機会も少なく、
結果、頭にもやがかかったようで気持ち悪い。。

さて、異常に朝早くおきたため、仕事の整理を手早く済ませて、
予定より早く、昼前から自由の身に!!

しかれど、いまいちアツいことが思いつかず、
ホテルのそばのSt.James Parkにて、ビールを片手にひなたぼっこを決め込んだ。

イギリスは芝生がきれいです。仕事がら、お日様とは疎遠なので、ちょっと楽しい。

だらだらとぬるいビールを飲みつつ、
今年はアウトドア推進を一人プロジェクトにしようと決める。
そして、日本はなかなかオーディエンスが厳しいので、白膨れた肉体を絞り上げよう。
それにしても、ああ、なんてビールが美味いのだらふ。

かように、慣れない太陽で脳をとろけさせているうちに、
「ベタベタな観光を楽しめばいいじゃん」とお日様のお告げが下りました。
ありがとう、太陽。 こんどまた伊勢神宮行くから!!

以後の動きは下記。
>バッキンガム宮殿へ。
 世界中からものすごい数の観光客が。たぶん3000人くらいはいただろう。
 観光シーズンなのだろうか?
 それにしても、何もせずともこれだけの人を呼び寄せる宮殿力に感服する。
>ピカデリーサーカスへ行く途中、ロイヤルアートアカデミーの夏期展覧会を訪ねる。
 入り口で渡された展示リストを見ていたらすべてに金額が書いてあった。
 日本でいえば、日展にあたる展覧会だが、全部売り物なのね。
 皆さん、鑑賞と購入検討と値踏みを同時にしています。なんて大人!
 今度くるときは、買い付けてみせると妄想する。
>リージェントストリートをぶらぶらする。
>ソーホーまで歩く。途中、ゲイの人に声をかけられること2度。
 自分がゲイだったら、一人旅はたいそう楽しくなるだろうに、と嘆く。
 ガイアティという言葉を思い出す。
>ロンドン大学キャンパスを冷やかす

そして、ロンドンベタベタ観光の代名詞、大英博物館にたどり着いてしまう。

こんな一日です。
地下鉄が高い(2ポンド=420円~)ので、いっぱい歩きました。

靴擦れに絆創膏を貼りながら、「むやみな観光ってどうだろう」とあらためて自問。
というよりも、もっと行ったことのないところに行かないと駄目だと痛感。
こんどは南の島に行くべしと心に決める。